地味な君のお隣を ▽短編





「………ジュースと俺同等かよ」



「ふっ、何それっ、ジュースに妬いてんの?」



「そーじゃねえけど」



お互いの息が唇に当たる。




すると、今度は生田からキスをされた。



俺らには恋人がいたことがない。


お互いにずっと隣にいて、離れたことがなかったから。



だから、キスも、その先も全くの未知。


幸せだ。


そんなこと、感じることなんてないと思ってた。



だけど、生田とこうやって、ひとつひとつ重ねてく。それがすげー俺ん中でいま、幸せなんだ。




「生田」



「ん?」



「好きだ」



「あたしも」




君が隣にいて本当に良かった。



これからもずっと、隣にいてくれな?








end.....