はずだった。
「あの、榛名くん………愛子ちゃんがいることは分かってるんです!でも、これ、これ受け取ってください!」
「榛名くん、2番目でいいから………」
「直人くんあたしにしない?」
毎日こんなんで、しかも
キィ、ドサドサ
靴箱にはラブレターと連絡先。
「俺、この先、生きていけるかな」
「苦労してんな」
振り返ると担任の波瀬拓哉が真顔でそう言う。
「まあ」
「でもびっくりだな。お前、それ隠してたのか?」
「別に、面倒臭かったんで放置してたら、あーなってました」
「ふーん。」
興味無いなら聞くなよ!
と思いながら、隣を通り過ぎ、教室に向かう。
「ねーはるな」
「ん?」
「今日家行っていい?」
ザワッ
周りが過剰に反応をする。
なんでお前らが反応するの。

