これで、普通にこいつの隣に居れる。
「…………」
黙って席に着く俺だけど、生田が全く動かない。
「生田?」
生田を見ると、顔が真っ赤になってた。
「は!?顔真っ赤だぞ、どーした」
「………榛名のばーか」
「いきなり馬鹿とか、なに!」
「榛名のくせにカッコイイこと言ってんなよ!」
「それ、ディスってんのか褒めてんのか分かんねえんだけど」
「ちっ」
「いま、おま!舌打ち」
「みんな。」
生田はみんなの方を振り返り、
「これ、あたしのだから!よろしく」
と、叫んだ。
あ、生田ごめん。
お前の気持ちわかった。
「まじ……真似すんなし」
「あー?あれー?榛名くん顔が真っ赤になってますよー?」
こうして、バカップルぶりをみんなに見せつけ、周りがどーのこーの言うことはなくなった。

