リレーは一回戦と二回戦があって、
俺らはシードで決勝から。
シードは各クラスからひとつ出せて、
練習タイムで決まる。
「では決勝戦です。出場するクラスは………」
「頑張ってね!」
「女子もな」
女子は一回戦目からだったけど、勝ち残った。
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女子は3位。
ピストルが鳴り、幹人が走り出す。
すご、1位じゃん。
新次、柊和で3位。
俺にバトンが渡る瞬間。
「榛名ー!転ぶなー!頑張れー!」
生田の声。
うっせ。転ばねーし。
柊和からバトンを綺麗に受け取り、走る。全力ねえ。やってみっか。
ダントツでテープを切った。
やっば。息切れるとか。
「はーるーな」
前から走ってきた生田が俺に抱きつく。
周りがザワつくがそんなん気にしない。
俺は生田の肩に顔を埋めて、
「俺も好きだ」
そういった。
俺から離れた生田は泣いていて、
「………っ知ってる」
「可愛くねえな」
「うるさい!」
そんな生田の頭をくしゃくしゃに撫でた。
俺もいつからだろう。
お前だけがいればいいって思ってたのは。

