地味な君のお隣を ▽短編





起き上がり、制服を直した生田。


俺はそれを見て、ドアノブに手をかけた。



「ねえ、榛名」



「ん?」



グイッ



振り向くと、突然引っ張られた。



え?



俺の声は発することができずに、自分の状況もうまく掴めなかった。



「榛名、あたし、榛名のこと好きだから」



そう言い残し、先に部屋を出ていった。



は、



は?



今、あいつ………



………俺にキスしたよな………



しかも、好きって。




「は、はぁぁあ!?」




なんだよそれ!