地味な君のお隣を ▽短編






「おはよ、榛名」



教室に入ると、すぐさま生田の登場。


なんか日課。


生田と俺の家は若干遠め。だから一緒に登校とかはしない。付き合ってるわけでもねえし。



「はよ」



俺は生田に言われたとおり、少しカンに障るが、至っていつもどおりできた。


席に着くと、新次と幹人と柊和が俺のところに来た。



「はよ」


「おう、どうした?」


「お前さ、昨日の」


新次が何か言おうとした時、


「コンタクトにはしないよ。ね、榛名」


生田が間に入った。



「え?あーまあな。お前がすんなっつったからな」



「そーなのか」



新次が少し驚いたように言う。



「コンタクトにした方が、確実にイケメンなのに」



「まだだよ。まだ。」



「まだ?」



「あーあたし黒いなぁ。榛名がモテるの、あたしやなの。」



その言葉に、教室中がザワつく。