地味な君のお隣を ▽短編





5分後_____


「うい、ここ座り。」

柊和が地面を指さす。

俺は何がなんだか分からないままに地面に座る。


「頭、動かすなよ。」


柊和はおもむろに俺の前髪を掴み、何かをした。


「おっけ」


そう言われた時には前髪が落ちてこなかった。


「え?」


俺は前髪や頭を触り、前髪をピンで止められたことに気付いた。


「あ、この方が見やすい。うん。さんきゅ」


そう言って立ち上がると、何故か三人が固まっていた。


「ねー男子ー、なにサボって………」


そこに女子もやってきて


「サボってねーよ。これ、柊和にやってもらってた。」



「え、誰」



女子の誰かがそう言った。


は?誰って何?



「はる、な、だよな?」


「え?あ?そーだけど。」



「う、そ」


柊和がやっと動き、俺のメガネを外した。



「は?おいおいおい、見えねーよ」