地味な君のお隣を ▽短編





「はい、そこー、あたしに見とれてないで練習ー」


にこにこしながら俺を見る生田。



「………?あ、俺?って見とれてねえよ!じゃーな」


「なぁなぁ」



男三人が俺を囲む。



「愛子ちゃんと榛名ってどーゆー関係なの?」


「小4からの友達」


「付き合ったことは?」


「はっ、ば、何言ってんだよ。あるわけねえだろ」


「何その動揺の仕方」


「あっやしーなぁー」


「まじねえって。つか、そーゆーの考えたこともねえし」


「あんな可愛いのをそばに置きながら!?」


「………」



「お前アホだな……」



「はぁ!?」



「まーいーや。練習しよう。」



パス練を2周し、ストレッチ。



「なあ榛名」



「ん?」



んー、多分、幹人と新次じゃないもう一人だから柊和?だったっけかな。



「お前その髪とメガネ邪魔じゃないの」



「昔からこーだから別に。」



「待ってみ。」



柊和はそう言って校舎の方に走っていった。




「なんだ?」