「はい、そこー、あたしに見とれてないで練習ー」
にこにこしながら俺を見る生田。
「………?あ、俺?って見とれてねえよ!じゃーな」
「なぁなぁ」
男三人が俺を囲む。
「愛子ちゃんと榛名ってどーゆー関係なの?」
「小4からの友達」
「付き合ったことは?」
「はっ、ば、何言ってんだよ。あるわけねえだろ」
「何その動揺の仕方」
「あっやしーなぁー」
「まじねえって。つか、そーゆーの考えたこともねえし」
「あんな可愛いのをそばに置きながら!?」
「………」
「お前アホだな……」
「はぁ!?」
「まーいーや。練習しよう。」
パス練を2周し、ストレッチ。
「なあ榛名」
「ん?」
んー、多分、幹人と新次じゃないもう一人だから柊和?だったっけかな。
「お前その髪とメガネ邪魔じゃないの」
「昔からこーだから別に。」
「待ってみ。」
柊和はそう言って校舎の方に走っていった。
「なんだ?」

