キーンコーンカーンコーン
リレーとか。
マジリレーだけはねえわ。
落ち込んで机に突っ伏していると、
「落ち込んでるの?」
「ああ。お前のおかげでな。」
「えへへ」
屈託の無い笑みを俺に向ける。
「えへへ。じゃねえよ。褒めてねえからな?」
「榛名ってチキン?」
カチン
「お前いきなり喧嘩吹っかけてきてんのかそれ」
軽く眉間にシワを寄せる(前髪で見えない)。
「そぉかもね〜。って違うよ。そんなにあの日のこと引きずってるの?」
「引きずってる訳じゃねえよ。生田みたいな女子に庇われたのが恥ずかしくて、今でも身震いすんだよ」
「え、じゃああたしが悪いってこと?」
「い、いや!そうじゃねえよ。俺の弱さがカッコ悪かったなーって。」
「ふふ。そっか。じゃあさ!今度の体育祭でカッコイイとこ見せてよ。」
目を輝かせて言う生田に少し引きながらも、
「なんか企んでんのか?まあ、あの時みてえなことはしねえけどさ」
ふっ、と笑ってみせた。

