1人ぼっちと1匹オオカミ(番外)


「よも、秋空くんのところ行くの?」

「っは、うん。謝りに行こうと思って」

「…暗いから気を付けるのよ?まぁ、泊まってきちゃってもいいけど?」

「ッ…か、帰ってきます。ちゃんと。はい」

 生暖かいような、からかわれているような…。

 お母さんの視線はなおも続きます。…逃げるが勝ちです!

 望亜と咲をぎゅっとして、急いで家を出ました。

「ねぇね~!」

「っん…ふにゃぁあああああ!!」

 あ、な、泣かせてしまいました…。

 うぅ、ごめんね。2人とも。帰ってきたら嫌ってほど抱きしめちゃいます…!!

 後ろ髪をひかれながら、あきくんの家の方角に走り出しました。