「紅葉、お昼一緒に食べない?清牙もOKしてるんだけど」
「ほんと?じゃあ2人の邪魔しに行くわ~」
「あ、やっぱやめとけばよかった」
「あはは!もう遅い~」
桃と話している方が何倍も楽しい。今までほんと何してたんだか。
この朝で、私もクラスから孤立した。
だけど、全然かまわない。むしろすっごく今楽しいんだもん。充実した高校生活に1歩近づいた気分!
お昼、桃と一緒に教室を出て、清牙くんと一緒にご飯を食べているらしい屋上近くの階段に行った。
そこにはすでに清牙くんがいて、寝てた。
「なんでこんなとこで寝るかなぁ」
「…いつも?」
「バイトの次の日は結構こうね。まぁ、疲れてるんだろうけど」
桃はしょうがないって顔で、清牙くんの頭を撫でてあげてた。
そんな仕草も自然で、やっぱりお似合いだ。
「紅葉、食べちゃお」
「いいの?」
「いいのいいの。そのうち起きるわ」
そう言って、さっさとお弁当を開けた桃に並んで腰を下ろしてパンの袋を開ける。


