でも朝陽は嫌な顔をして
「俺、甘いものあまり好きじゃねぇ。
知ってるだろ?一花だって」
そう。
朝陽は甘いものを好きじゃない。
だからヴァレンタインのときは困る。
毎年あげるけど、甘くないものを考えるのが大変だったり。
なんでこんな美味しいもの好きじゃないんだろう……こんなに美味しいのに。
「ごめん。そうだよね」
そして私はパフェを黙々と食べて、あっという間になくなる。
「あ〜美味しかった!」
まだ食べれそうな私。
これ、太るもとだよ。
「それはよかった。
さ、そろそろ香織さんとこ行くか」
あ、もうこんな時間なんだ。
「うん、そうだね」
それから会計を済まして実家に向かった。



