「おいおい、待ってくれよ。
ここ待ち合わせ場所提供じゃねーぞ?
金払えよ、朝陽」
ほら!ダメだよ、やっぱ。
なんて思ってるのは私だけみたいで朝陽は
「ごめんな、おじさん。
夜、藤里家と食事なんだ。
それに俺、一花に触れるの久しぶりなんだよ。
ここでご飯は食えないな、ごめんな」
んもう!何言ってるの、朝陽。
「ふーん?貸し切りでプロポーズ場所提供したのに、また新しく提供すれと」
「次は食ってくから」
確かに、プロポーズしてくれた日。
私たちのために貸し切りにしてくれた。
「ねぇ、朝陽?デザート食べたい」
パフェだったら夜の心配もそこまでないかなって思い、朝陽に伝えた。
朝陽は、はぁ。とため息をついたあと
「お前には叶わねーな。
おじさん、一花がそう言ってるから
パフェ頼むよ。あとコーヒー」
「はいよ♪一花ちゃん、ありがとう!」
なんてニコニコになりながら厨房に行く勇気さん。
多分、朝陽のことが心配だったんだろう。



