榊原くんを綺麗さっぱり振ってしまった私だが、当の榊原くんは「……そうか」と少しだけしょんぼりとして(少し可愛かった)、すぐにスマフォを取り出してこう言った。
「この際友達でもいい。連絡先を教えてくれ」
「復活早いですね」
あまりにも真剣な表情で言われたため、番号メアドを含めた連絡先諸々を教えてその日はお帰り願った。
そしてその翌日。
「おい、卯野」
今日で六限目までの授業も終わろうというお昼休み。
榊原くんが例の仏頂面でうちのクラスを訪ねてきた。
そしてその瞬間にクラスの全体が凍りついた。
「はー……い?」
呼ばれたので廊下へ出ようとしたら、一緒にお昼を食べようとしていた女友達がひしと私の服の袖を掴んでいた。
井上茜(いのうえあかね)。
くるくるとした茶髪の巻き毛が特徴的な、小柄で可愛らしい女の子だ。
その子が小刻みに震えながら「う、うのちゃん……」と目を潤ませる。
「な、なななななんで榊原くんが、うのちゃんよんでる、の?」
「えーと、昨日成り行きで友達になった……から?」
私自身もどうして呼ばれているのかわからない。
それでも思い当たる理由を言った直後、周囲にいたクラスメイト全員が私の傍から一歩退いた。
え、そんなに?
「この際友達でもいい。連絡先を教えてくれ」
「復活早いですね」
あまりにも真剣な表情で言われたため、番号メアドを含めた連絡先諸々を教えてその日はお帰り願った。
そしてその翌日。
「おい、卯野」
今日で六限目までの授業も終わろうというお昼休み。
榊原くんが例の仏頂面でうちのクラスを訪ねてきた。
そしてその瞬間にクラスの全体が凍りついた。
「はー……い?」
呼ばれたので廊下へ出ようとしたら、一緒にお昼を食べようとしていた女友達がひしと私の服の袖を掴んでいた。
井上茜(いのうえあかね)。
くるくるとした茶髪の巻き毛が特徴的な、小柄で可愛らしい女の子だ。
その子が小刻みに震えながら「う、うのちゃん……」と目を潤ませる。
「な、なななななんで榊原くんが、うのちゃんよんでる、の?」
「えーと、昨日成り行きで友達になった……から?」
私自身もどうして呼ばれているのかわからない。
それでも思い当たる理由を言った直後、周囲にいたクラスメイト全員が私の傍から一歩退いた。
え、そんなに?
