そんなとき、後ろから誰かが来る気配がした。 だけど、希美ちゃんの反応で、それが誰だかすぐに分かる。 「今、俺の話してなかった?」 ほら、やっぱり。 「そうなんだ!実はね、拓海…」 希美ちゃんが説明をしてくれた。 飲み込みが早いんだなあ、と感じながら、微笑ましくやりとりを眺める。