「で、篠原さんはそれでいいの?」 「………え?」 「拓海と、ぎこちないままでいいの?ってこと。これじゃあ、お互いに気まずいままで、卒業することになるよ」 卒業って。 まだ私たち1年なのに、大げさだなぁ。 思わずこぼれた笑みに、柏木はさらに喝を入れる。