時にはケダモノくんなのです







「全然大丈夫!


にしても萩野にあんなイケメンの弟がいたの全く知らなかった」






びっくりしたと笑う五十鈴君はやっぱり可愛い。







「顔がよくても性格が悪かったらダメだけどね……。


そう言えば五十鈴君はどうしてここに…?」






そうだ。


五十鈴君はなんで中庭に来たんだろう?








「え?いや…

散歩?的な感じ??」







少しゴニョゴニョとしながら私に聞くような形の言葉を発した。







学校で散歩って…






「五十鈴君健康的だね」






笑いが込み上げる。





五十鈴君は少し天然なのかな?





「だ、だろ〜?」






ポリポリとこめかみの当たりを指で掻く五十鈴君の顔は何故か苦笑いだ。