時にはケダモノくんなのです










五十鈴君は遼の言葉に驚いたのか唖然とした顔をしている。







「…そうなんだ」









そう五十鈴君が言った時遼がクスクスと笑い始める。









「なーんてね。」






遼には呆れてしまう。








五十鈴君も笑い出す遼を見て不思議そうな顔をする。








「俺、遼佳の弟なんですけど?」







あ〜〜ごめんなさい五十鈴君…。






私の弟性格悪いです…









「え?」






五十鈴君は私と遼を交互に見る。






そりゃあ似てませんから…







「俺は萩野 遼です。


遼佳とは似てないってよく言われるんですよね」








ケラケラと笑いながら遼は五十鈴君に自己紹介をする。








こんな失礼な弟で本当に申し訳ないです…。








「…うわ〜。


萩野に彼氏いんのかと思ってびっくりした。

てか弟めっちゃイケメンじゃん!!」








何故か五十鈴君は遼をキラキラとした目で見ている。






「背も高いし顔も整ってるし羨ましいわ」








そう言って五十鈴君はいつも折原君や私に見せる可愛らしい顔で遼に笑顔を向けた。