コクッと頷くと何故か折原君は嬉しそう。







「奏よかったな〜!

楽しかったってよ!」







折原君は嬉しそうな顔をしながら五十鈴君の背中をバシバシと叩く。








それを必死に止めようとする五十鈴君が可愛い。







「いてーよ!!」







いい意味でこの2人は本当にお似合いだと思う。








こんなに仲良くて羨ましい。









「また暇な時2人で出掛けたりしなよ」









折原君は五十鈴君と私を交互に見ながらそう言う。







「そうだな、また遊ぼう萩野」







その言葉がすごく嬉しくて…







「うん!」








元気に返事をする自分に、私自身も驚いたけど2人もすごく驚いた様子だ。








「萩野さんそんなに楽しかったんだね」







折原君の言葉に顔が熱くなる。