そう言えば萩野は好きなやつとかいたりすんのかな?
恋愛の話って聞いたことないっけ。
彼氏はいない気がするけど…。
いたら俺の家なんてまず来ないだろうし。
また少ししてから聞いてみればいいか。
髪の毛を触る手を萩野の顔へと移動させる。
「う、わ…すべすべ…」
なんだよこのほっぺ…!
めっちゃすべすべじゃん…!!
ゆっくりゆっくりと動く手が止まらない。
俺これ変態だよな?
寝てる女にさっきから触りまくってるんだけど…。
でも…
「お前が悪いんだよ」
寝てる萩野にそう言って、何故か俺は萩野の額に軽くキスをした。