「おめでとう萩野さん。



やっとくっついたか〜」






休みも終わり月曜日。






学校に着いた私と五十鈴君はすぐに折原君に交際がスタートしたことを報告した。






「やっとってなんだよ!」





五十鈴君がすぐに折原君の言葉に食いつく。






こんな2人を見るのも私の1つの楽しみだ。







「だって奏が結構グズグズしてたからさ〜」






折原君の言葉に五十鈴君の眉間にシワが寄る。






「うっせーな!


慎重にもなるわ!!」






その横で私はクスクスと笑う。






五十鈴君には言ってないけど一昨日家に帰ってすぐに遼に捕まった私。






終始遼の機嫌は悪そうだった。