勝手にタンスを開けたと思ったらポイポイと服を取り出す。







「これ。


明日着て来て」







そう言って遼が出したのは少し露出の高い服。







近所のお姉さんがくれた服だ。








「わ…私にはそれ似合わないよ…!」







肩が出るやつだし、ショートパンツ…







今まで履いたこともない…!!







「俺の横歩くにはこのくらいでちょうどいいんだよ」







そう言って遼は私を見る。








「このナルシスト…!」







じゃ、明日10時ね〜と言って遼はサーッと部屋を出て行ってしまった。