「休み時間もう終わんのに戻ってこないから見に来てみれば…」
ハァッと五十鈴君が溜め息をつく。
…そうだ。
心配させるなって昨日言われたばっかりなのに…
また私は……。
「そんな俺が邪魔者みたいな言い方しないでくださいよ!」
植上君は口を尖らせて五十鈴君に言う。
顔は同じくらい可愛いけど性格は全然違う。
五十鈴君は男らしい?可愛い系で植上君は可愛いさがすごく出てる。
「…とにかく萩野はもう連れていくから。
放課後も俺と帰る約束してるから」
ヒラヒラと五十鈴君は植上君に手を振る。
五十鈴君と帰る約束なんてしてないのに…
なんでそんな嘘つくんだろう…?

