「奏~! また俺ら同じクラスー!」 ショックで下を向いていた時一人の男子生徒の声。 五十鈴君と仲良しなのかな? チラッと見てみる。 「おーおはよー健人」 そう五十鈴君が言う名前を聞いて思い出す。 この人ボールが当たった時に五十鈴君にティッシュ持ってきてくれた人だ… そう思った時にパチッとその人と目が合う。 「あ。 君、確か奏が蹴ったボールで鼻血だした子じゃん?」