時にはケダモノくんなのです







あれから五十鈴君と何を話したのかさっぱり分からない。







家に着いてすぐベットに横になる私。








五十鈴君のことが頭から離れない…。







いるよ好きな人


すごく可愛くて、思いやりのある優しい子






五十鈴君が口にした言葉と最後に見せた笑顔が頭の中でグルグル駆け巡ってる。







五十鈴君…







好きな人がいるならどうして私と放課後に出かけたり…






家に上げたりするの…?







もし誰かに見られてたら私と変な噂が立って好きな子に勘違いされちゃうんじゃないの…?







………どうして…







どうして好きな人がいるのに私に優しくするの…?








五十鈴君に好きな人がいるとかこれっぽっちも考えたことなかった。






私…








こんな状況になるまで自分の気持ちに気づかなかったの…?







五十鈴君が言ってた…





相手のことを知りたい

異性の子といたらモヤモヤするって…







私だって五十鈴君のこともっと知りたいのに…






誰かもわからない、五十鈴君に思われてる女の子がすごく羨ましい…








でももう五十鈴君に好きな人がいるなら遅いよ…








好きな人がいるって聞いて自分の気持ちに気づくなんて…







五十鈴君のことが私は好きって言えるわけがないよ…