時にはケダモノくんなのです








「似てないけど女の子らしくてすごく可愛い」








…か、可愛い……?







単純な私はその一言にボンッと赤くなってしまった。






「わ!

遼佳先輩顔真っ赤〜!」








ケラケラと笑いながら植上君は私の頬をツンッと人差し指で触った。







その瞬間ガタッと勢いよくイスを引く音が聞こえる。







イスを引いたのは五十鈴君だ。







五十鈴君の顔を見ればいつもより少し目を大きくして、口が半開きになってる。







「…?」







私が五十鈴君を見れば、プッと折原君の笑う声。







遼は空いた席に座りながら肘をついてボケーッとしてる。







なんだか少し変な空気が漂ってる気がする…