「ご飯一緒に食べましょ?」 植上君はそう言って誰も座っていないイスを持って私の隣に座る。 ち…ちか……い… あまりにもピッタリくっつけるから私と植上君との距離がとても近い。 私の二の腕と植上君の二の腕が当たっている。 「あ………いいよ…。」 ほんと人見知り爆発… しかも顔が整ってる4人に囲まれて違和感しかない。 「遼佳先輩、遼とは全然似てないですね」 そう言って私の顔をジーッと見る植上君。 「よ、よく言われるよ」 近すぎて変な冷や汗が出る。