【完】俺に惚れとけよ。





そ、そんなに見られると、恥ずかしくて箸が進まない.....


「そ、そんな見ないでよ.....っ!」



ただでさえ星夜くんと一緒にいるだけで恥ずかしいのに。


見つめられるとか、私の心臓がもたない。



「ふふっ、優樹菜ちゃんが食べているところ見るの好きだな、俺。」



幸せそうに笑う星夜くん。


私はそんな星夜くんの笑顔を見るのが好き。



つい最近まで、私だけが追いかけていたのに。


今ではこうやって私にだけ笑いかけてくれる。



それが本当に嬉しいんだ。


憧れだった存在の人が、今となりにいてくれる。



じわじわとそんな嬉しさがこみ上げてくる。



「俺、優樹菜ちゃんと仲良く慣れたこと、結構嬉しいかも.....」


自分でもハッとしたかのようにそう言う。


そんな嬉しすぎる言葉、私がもらっちゃってもいいのかな.....