【完】俺に惚れとけよ。




なんか、改めて聞くのも気恥ずかしい。


「そっか。」



それから私たちは、大きな水槽があるところにいった。



「うわー、エイってこんな顔してるんだね.....」


「どんな顔?」


「へっ!?」



エイを見ながら言ったら、星夜くんにそんなことを言われた。


ど、どんな顔.....!?



「どんな顔、って.....」


「優樹菜ちゃん、真似してみてよ。」


ど、どんな無茶ぶりですか!


星夜くんの顔を見ると、何とも意地悪そうな顔をしている。


え?え?本気!?



「いや、えっと.....」


これはしなくちゃいけないの?


エイの顔真似なんて、やったことないよぉ.......



ど、ど、どうしよう....



「ふっははっ!動揺しちゃって、可愛いな。」


私を見ながらおかしそうに笑う星夜くん。


「か、からかわないでよぉ....」



本気かと思ったじゃん。


星夜くんのあんな意地悪そうな顔、見たことないよ.....


だから余計に戸惑ってしまった。