「家まで送っていくよ!」
「え、いいよ!」
ココアおごってもらって、話も聞いてもらったのに、家まで送ってもらうなんて。
「気にしないで?ほら、行こ?」
と、立ち上がり私に手を差し出した星夜くん。
これは......手を繋ごうということ.....だよね?
私はゆっくり星夜くんの手を握った。
私をベンチから立たせると、手を離すことなく歩き出した星夜くん。
大きくて温かい手。
繋いでる方の手は、ポカポカしてる。
「あ、ここを右....」
「はーい。」
手を繋いで家まで歩く。
こんな幸せな時間がずっと続けばいいのに......

