【完】俺に惚れとけよ。




「それを、さっき本人から聞いちゃって、それでへこんじゃって.....」


あはは、と乾いた笑いをこぼす。


本当に、何やってんのかな、私。



あんなやつに騙されて、星夜くんに相談のってもらってるなんて。


バカみたい。



「その人、最低だね。優樹菜ちゃんの気持ち弄んで。」


星夜くんはそんなことをいいながら私の頭をなでてくれた。


そんな星夜くんの仕草にドキッと胸が高鳴る。



外はとても寒いのに、心はとても温かい。



「そんな人のこと忘れちゃいなよ。ね?」


「うん.....」


そうするのが一番なんだ。