【完】俺に惚れとけよ。




「全部.....嘘だったの.....?」


全部。全部。



星夜くんなんてやめて、俺にしろって言ったことも。


あの本気の目も。


私の名前を呼んだ甘い声も。



全部嘘だったの?


私の目には涙がたまっていた。



泣きたくはなかった。


でも、それでも.....


「そういうことかもな。」



騙されていたと言うことを.....認めたくなかった。


嫌でもドキドキしてた。



あの色っぽい表情に。声に。


あの本気の目に。



ドキドキなんて、したくなかった。


......バカみたいだ、私。