【完】俺に惚れとけよ。




桃乃と恋トークをして、カフェを出ようとしたとき、



「やば、私ケータイ学校においてきた!」


さっきまで全然使ってなかったから気づかなかったけど鞄に入ってない。



「え、取りに行く?」


「あ、ひとりで行くから平気!」


「ついて行くよ?」


「寒いし、桃乃は先かえって?」



こんな寒い中、また学校まで一緒についてきてもらうのは、申し訳ない。



「そう?じゃあ、気をつけるんだよ?」



カフェでお会計をすませ、私は桃乃と逆方向に歩き出した。


「ううっ.....」


カフェの中が温かかったから、外が余計に寒く感じる。


早くケータイ持って、家に帰ろう。



そう思ったら自然に早歩きになった。