【完】俺に惚れとけよ。





もしかして、これでおしまい??


ラッキー!


なんて、思っていたのもつかの間。



周りから『アンコール』の声。


待ってましたと言わんばかりに実行委員の人が音楽を流した。



なにそれ......


そして始まった2週目。



3人の人と踊ったあと、事件は起こった。


「残念だったな。大好きな王子様と踊れなくて。」


そんな声が後ろから聞こえてきた。


聞きたくない、大嫌いな声だ。


「よけいなお世話よ。」



私は冷たくそいつに言い放った。


「おかげで俺と踊れたんだ。感謝しろよ。」


「は?何であんたに感謝なんかしなくちゃいけないわけ?」



意味が分からない。


何を言っているのかさっぱり。