【完】俺に惚れとけよ。





「え、違うの?」


「ま、まさか!」


「なんだぁ!あのあと道端となんかあったのかと思った~!ちぇ。」



とても残念そうな桃乃。


いや、何でそこ残念がるかな。


道端とは何も......



何も......なかったよ!


なにもなかった、うん。


「え、なんかあったの?」


「な、なんにも!?」


「ふーん。」


良かった。


あまりに気にしていないみたい。


特に、桃乃に秘密にする必要もないんだけど。


私が、さっきのできごとを忘れ去りたいから。


「じゃあ何で顔赤かったのよ!」


「え、それは......」



私は、星夜くんとの出来事を話した。