【完】俺に惚れとけよ。





「あははっ!じゃ、出ようか。」


私と星夜くんは教室をあとにした。



「おいしかった?ハヤシオムライス。」


「う、うん。」


「よかった。」


あぁ、神様。


私はこんなにも幸せでいいのでしょうか。



あの日、星夜くんと目があったあの日から、私には幸せな出来事しか起こっていません。


........道端のことは忘れます。


幸せすぎて、夢なんじゃないかと疑ってしまうほど。



「はい、到着~!」


星夜くんは私の教室まで送ってくれた。


「あ、ありがとう。」


「こちらこそ、売り上げに貢献してくれてありがとうね!」


「じゃ、じゃあ。」


「またね。」



星夜くんは人混みに消えていった。


私は、星夜くんの姿が見えなくなっても、星夜くんが消えていった人混みをしばらく眺めていた。