【完】俺に惚れとけよ。





「俺、優樹菜ちゃんが幸せそうに食べてるの見てるだけで幸せだな。」


「.....///」



そ、そんな照れることをサラッといわないでください、王子様。


私は何も言えなくなった。



そんなこと言われたの初めてだし、どんな反応すればいいか分からない。



「あ、優樹菜ちゃん照れてるでしょ?」


「そ、そんなことないから!」


私は残りのハヤシオムライスを口に詰め込んだ。


「ははっ!可愛いなぁ、はい。」


と、おしぼりを渡された。


頭にはてなマークが、浮かび首を傾げる。


すると、笑いながら星夜くんは自分の口の横を、とんとん、と人差し指で指した。



ハッとしてそこをおしぼりで拭く。



「ん、取れたよ。」


一気に口に入れたせいで、ハヤシオムライスが口に付いていたらしい。


それはそれでとても恥ずかしくて。


私は恥ずかしさのあまりうつむいた。



「優樹菜ちゃんは、本当に可愛いね。」


私はブンブンと首を横に振った。


もう、恥ずかしさと照れと、言葉が出ません.....