「うるせーな!」
夏樹はなぜか機嫌悪いし。
「優樹菜、愛されてるねー!」
嬉しい。嬉しいんだよ?
愛されてるんだな、って自分でも思うし。
それでも......こんなドキドキさせるなんて、反則でしょ......
「俺は、桃乃のこと、愛してるけどな!」
と、桃乃の肩を抱いた斗真くん。
見てるこっちが暑いよ、おふたりさん.....
「ちょ、離してよ!」
「嫌だねー!」
「ここ海だよ?恥ずかしいから!」
「恥ずかしがってる桃乃も、可愛いよ。
それに、みんなに見せつけてやるんだよ。これは俺の女だってな!」
「そんな必要ないから!」
「大ありだな!こんな格好して変な男がよってくるかもしれないだろ?」
「そんなことないから!」
「「おい、そこのバカップル!」」
私と夏樹の声が揃った。

