ここで!
優樹菜と道端の前で!
斗真に、あーん、をしろと?
ありえなーい!
「ほーらー!はやくー!食べたいー!」
もう、わがままなんだから!
そのくらい自分で食べればいいじゃん!
私は恥ずかしさと戦いながら、斗真の口に運んだ。
斗真はもぐもぐと食べ、
「桃乃が食べさせてくれたから、余計にうまい。」
と、言った。
な、何なんですかこの人は。
今日、どうしてしまったんですか。
目の前では、優樹菜と道端がニヤニヤしながら見てるし。
確かに、バカップルが羨ましいって言ったのは私だけど!
ふつうここまでする!?
「どうだよ、バカップルの気分は!」
と、勝ち誇ったように斗真は言った。

