2人は使われてない空き教室に入っていった。
私は教室の扉を少し開け、のぞく。
そして、耳をすませた。
「お前、どういうことだよ。」
「あ?何がだよ。」
「わかってんだろ。優樹菜ちゃんのことだよ。」
星夜くんと夏樹。
向かい合うように立って2人で話をしている。
星夜くんはすごく怒っているようだ。
声からそれが伝わってくる。
「どういうつもりだよ。優樹菜ちゃんと別れるなんて。」
「は?そんなん、あいつがお前と浮気してたからに決まってんだろ。」
「お前、自分のことは棚に上げて、そんなこというのかよ。」
「は?なんだよそれ。」

