私は、嬉しかったから。
だから、星夜くんのせいじゃない......
「優樹菜ちゃんの幸せを願ってたはずなのに、不幸にしちゃってるね.....」
「そんなこと、言わないで.....?」
私は、不幸だなんて思ったこと一度もないから。
こうやって、相談乗ってくれたり、話を聞いてくれたり。
すごく嬉しいから。
「優樹菜ちゃんを、俺の彼女にしたいって気持ちは本物。
でも、優樹菜ちゃんが選んだ人と幸せになってほしいって気持ちも本当なんだ。」
「星夜くん....」
「俺のせいで、本当にごめんね.....」
私の頭をぽんぽんとなでる星夜くん。
私はただただ首を横に振ることしかできなかった。
星夜くんは悪くない。
星夜くんのせいじゃない。

