次の日。


「やばいなー。」


目はパンパンに腫れ上がっていた。


ぎりぎりまで目を冷やしたが、腫れはおさまらなかった。



しかたない、このままいこう.....


食欲がなく、朝ご飯を食べずに家を出た。



学校に行きたくない。


家にいたい。


でも、そうやって逃げてばかりじゃダメなんだ......


教室につくとすぐ、私は机に伏せた。


これが夢だったらいいのに......


昨日たくさん泣いたせいか、頭がガンガンする。



「優樹菜ちゃん、おはよう。」


そう、隣から声が聞こえた。