【完】俺に惚れとけよ。




何でこんなに私が悔しい思いをしないといけないの?


胸を張っていいのは、私のはずなのに。


「でもさー、夏樹に相手にされなくなったからって、今度は星夜に相手してもらうなんて、あんたも最低な女よね。」


「....」


人の彼氏と知っておきながら、夏樹と浮気した真里ちゃんは最低じゃないの?


私より、断然真里ちゃんの方が最低だと思う。


「生意気なのよ。学園の王子様2人と仲良くなってさ。」


何も言えない。


真里ちゃんに好き放題言われて、何も言い返せない。


「そんなんだから、あんたは夏樹に捨てられるのよ。」


「....」


「夏樹だって、あんたのこと遊びとしか思ってないんだから。捨てられて当然なの、あんたなんて。」


「....」


「夏樹に捨てられたら今度は星夜のところに行くの?ふっ、軽い女ね。」


真里ちゃんは私に好き放題言う。


黙って真里ちゃんの目を見る。