【完】俺に惚れとけよ。




確かに、意地悪な一面もあるのは確か。


でも、優しすぎるくらいに優しい。



「俺といるときくらい、夏樹のことなんて考えないでよ。」


「え......」


「なんて、無理......だよね。」


切なそうな顔をした星夜くんは、再びご飯を食べ始めた。


ごめんね、星夜くん。


たとえ、星夜くんと浮気をしていても、私は夏樹が好きなんだ。


夏樹が真里ちゃんと浮気していても、それでも私は、夏樹が好きなんだ。



ご飯を食べ終えたあと、星夜くんはそのままステージの上で横になった。



「牛になっちゃうよ?」


「ははっ。それ、懐かしいなー!」


と、星夜くんは笑った。


私も星夜くんの隣で横になる。