あまり、お昼休みに体育館に来る生徒はいない。
それを予想してここにしたんだと思う。
「優樹菜ちゃんと2人きりでお弁当食べられるとか、嬉しすぎる。」
「私も、嬉しい......」
嬉しい.......はずなのに。
頭のなかは、夏樹のことでいっぱいだ。
今日、いつも通り教室にきたのだろうか。
私がいない中で、桃乃や斗真くんとご飯食べてるのかな?
それとも真里ちゃんと......
星夜くんと2人きりなのに、ご飯が思うように進まない。
「気になる?夏樹のこと。」
そう、星夜くんに言われる。
「うーん.....」
「一途だね、優樹菜ちゃんは。」
星夜くんは、何でこんなに優しいの?
自分のこと、優しいいい人じゃないって言ってた。
でも、全然そんなことないのに.....

