【完】俺に惚れとけよ。





ケータイを開くと、夏樹からのメール。


『3階の資料室で待ってるな。』


そんなメールだった。


資料室......?


そんなところ、先生でさえあまり行かない教室なのに。


何のようだろう.....?


私は鞄も何も持たず、資料室に向かった。



資料室の前。


扉に手をかけたとき、


「夏樹。」


「何だよ。」


この声.......夏樹と、真里ちゃん、だ。


私は、少し扉を開け、中を覗くように見た。


向き合ってる2人。


夏樹の背中と、真里ちゃんの顔が見える。