【完】俺に惚れとけよ。



しかし、桃乃はそうはいかなかった。


教室に夏樹がきた瞬間、桃乃のオーラが変わったのが分かった。



「道端。」


「ん?」


「優樹菜を泣かせたら、ただじゃおかないから。」


「も、桃乃?」


「そんなことしねーよ。」


夏樹はいつも通り笑っている。


しかし、桃乃はずっと不機嫌で、夏樹に敵意向きだし。


「ならいいけど。浮気とかしたら......私、あんたのこと許さないから。」


桃乃......


私が本人に直接言えないって分かってて、そこまで......


夏樹は、桃乃が何を言っているのかあまり理解してない様子。