【完】俺に惚れとけよ。




真里ちゃんは、ここからでも分かるくらい楽しそうに歩いている。


夏樹は......どうなんだろう......


夏樹も進んで真里ちゃんと帰ることを決めたの?


それとも、真里ちゃんに誘われて仕方なく?


私は鞄を肩に掛け、とぼとぼ歩き出した。


足が重い。

思うように進んでくれない。


目に焼き付いて離れない2人の面影。


夏樹のことは信じたい。


というか、信じている.....


でも、本当のところはどうなんだろう。



私は重い足を何とか動かして、家に帰った。



次の日。


朝からなんとなくパッとしなかった。


学校に行く気力もわかない。