【完】俺に惚れとけよ。




その女子生徒は、私のことをなめ回すように見ると、鼻で笑った。


な、なにその反応!


「何でこんな子と付き合ってるわけ?」


と、嫌みっぽく言われる。


「お前に関係ないだろ。」


すかさず夏樹がフォローを入れてくれた。


この人は、きっと私と夏樹が付き合っていることに納得がいってないんだ。



「夏樹、変わったね。」


「何のことだよ。」


「こんな子と付き合うような人じゃなかったのに。」


「何が言いたいんだよ。」


「別に?ただ......あんたは、夏樹と釣り合わないわよ。」


と、はっきり私を見て女子生徒は言った。


その言葉に、心が少し痛かった。



「そういうことだから。」


と、女子生徒は私を睨みつけて、教室から出ていった。