【完】俺に惚れとけよ。





「だってよ?」


と、隣でニヤニヤしている桃乃。


なんか......嬉しいけど、とても恥ずかしい。



「な?元気出せよ。」


私の頭を優しくなでてくれる夏樹。


私は頷いた。


決まってしまったことだし、夏樹もこう言ってくれてる。


クラスは離れても、心が離れるわけではない。


がんばろう。


私たちは夏樹とわかれ、自分たちのクラスへ。



教室に行くと、女子たちは星夜くんと同じクラスになれたことに、とても喜んでいる様子だった。



そっか......星夜くんと同じクラスか。


出席番号2番。


自分の席に荷物をおく。



すると、


「おはよ、優樹菜ちゃん。」


と、隣の席に現れたのは


「星夜くん!」


「隣の席だね。よろしくね?」


「うん。」


なんと、隣の席は星夜くん。